中小企業で働く女性へ〜産休・育休ガイドブック〜

早めの準備で安心!ワーキングマザーお助け育児用品

妊娠中に働くというのは大変なことです。

家に帰るとぐったりして出産・育児の準備がなかなか進まないのではないですか?

ですが「産休に入ってから準備しよう」と後回しにするのはおすすめできません。

「産休に入ってから」と思っていた知人は、産休に入った直後に妊娠中毒症で入院し、そのまま出産となりました。

何も用意しておらず、御主人やご両親にすべて用意してもらったそうです。

このような状況も十分考えられますので、少しずつでも早めに準備しておく必要があります。

特にワーキングマザーですと、少しでも時間の短縮ができるような便利な育児用品を選んでおくことが大切です。

それではワーキングマザーを助けてくれる便利な育児用品をご紹介します。

①「おんぶ紐」

今は海外のお洒落な抱っこ紐を持っている人が多いです。

抱っこ紐もあると便利ですが、ワーキングマザーが特に必要とするのは「おんぶ紐」です。

仕事から戻ると家事・育児が待っていますが、赤ちゃんが泣いてしまうとはかどりません。

それに赤ちゃんと少しでも一緒にいたいですよね。

そんな時、両手が自由に使えるおんぶ紐はとても便利です。

赤ちゃんをおんぶし、歌をうたったり語りかけたりしながら家事をすることができます。

抱っこもおんぶもできるものや、肩への負担を減らすための腰ベルト付き等、色々ありますので自分にあったものを探しましょう。

②「ベビースリング」

こちらも抱っこ紐の一種で、輪にした布を自分がたすきがけをし、お腹の部分に赤ちゃんを入れて体を密着させるものです。

単純な構造なので、抱っこ紐ほどの安定感はありませんが、かさばらず持ち運べるのでちょっとした移動の際に重宝します。

種類も様々で、布をリングで固定するリングスリング、最初から輪になっているポーチスリング、一枚の布で赤ちゃんを自分にぐるぐると巻き付けるラップがあります。

私は一番かさばらず軽量で、装着も簡単なポーチスリングをおすすめします。

通勤バックにも入るので、常に入れておくと便利です。

③「ハイローベッド&チェア」

あまり聞きなれない名前ですが、昔でいう「ゆりかご」です。

スウィングやベビーラックともいいます。

手軽に移動ができる小型のベビーベッドですので、常に赤ちゃんを目の届く場所に寝かせることができます。

選ぶポイントは高さ調節ができること、背もたれの位置調整ができ椅子にもなること、テーブル付きであることです。

この3つはとても重要で、高さ調整ができるとあなたがキッチンに立っているときも揺らしてあげることができます。

また離乳食の時期になるとベビーチェアとして使用し、キッチンで作業をしながら離乳食をあげることもできます。

また自動スウィング機能がついている物もあります。

④「さく乳器・母乳フリーザーパック」

1歳前に職場復帰する人は、赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がらないように前もって慣らしておかなければなりません。

慣らすためには1日に1回は哺乳瓶で飲ませると良いと思います。

また職場復帰前でも何度か出社が必要になるかもしれません。

このような時に母乳を冷凍したものがあると便利です。

⑤レンジで調理できる「離乳食調理セット」

離乳食は電子レンジを使うことで簡単にできます。

すりおろしやみじん切り、裏ごしができるセットが販売されていますので活用しましょう。

電子レンジでおかゆが作れる物もありますので、時間の短縮に役立ちます。

他にも便利なグッズはたくさんありますが、ワーキングマザーならこれは持っておきたい!という物をご紹介しました。

便利なグッズを取り入れて、楽しく育児をしましょうね。